JR四国の西牧社長は5月10日、高松市内で記者会見を開き、2023年春をめどに管内全ての路線で運賃を値上げする考えを明らかにしました。
JR四国は不採算路線を多く抱えるなど厳しい経営環境のため、当初、2025年度までに運賃の値上げを検討していました。
そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大で利用客が減少。その後も利用の回復が進んでいないため、値上げ時期を前倒しし、2023年春をめどに行う方針を固めました。
運賃の改定は、瀬戸大橋線を含む全ての路線が対象で、今後、値上げ率など具体的な検討が進められます。