大正から昭和にかけて岡山市内を走った三蟠鉄道の歴史を後世に伝えようと、岡山市中区の始発駅跡地で石碑が造られ7月31日、除幕式が行われました。
三蟠港近くの始発駅跡地で行われた除幕式には、沿線住民らでつくる三蟠鉄道研究会のメンバーらおよそ70人が参加。
白い幕が外されると「三蟠軽便鉄道発祥の地」と記された石碑がお目見えしました。
三蟠鉄道は1915年、地元の有志らが開業した民間の鉄道で、岡山の海の玄関口として栄えた三蟠港と、現在の岡山市中区門田屋敷までのおよそ7㌔を結びました。
旅客のほか石炭なども運び、地域の発展を支えましたが16年で廃業し、”幻の鉄道”とも呼ばれています。