災害時、被災者の住宅確保に向けた選択肢として注目される移動式木造住宅「ムービングハウス」を岡山市の企業が生産することになりました。
岡山市の建築資材販売「ウッディワールドのざき」が、新たに生産を手掛けます。2月24日、モデルハウスが公開されました。災害発生時に被災地へトレーラーで運び、仮設住宅として活用することを狙っています。
運搬可能でありながら、木造住宅として木のぬくもりも感じられる快適な空間に仕上がっていることが一つの特徴です。
ムービングハウスは元々、北海道の住宅メーカーが宿泊施設などの用途で造り始めたものです。
しかし、解体せずに運搬可能で、設置すればすぐに利用できるという機動性から、2018年の西日本豪雨の際には、被災した倉敷市船穂町で仮設住宅として採用されました。
以来、全国の地震、水害の被災地で利用が増え、生産を担う企業も各地で広がる中、ウッディワールドのざきが岡山の企業として名乗りを上げました。
ムービングハウスは1棟756万円から施工可能。ウッディワールドのざきは初年度、200棟の販売を計画しています。
今後、自治体や企業に向けて販売を強化させたい考えで、この日は地元の自治体関係者らを招いて説明会も開かれました。