
笠岡市の伏越港と白石島・北木島をつなぐフェリー航路の維持に向け、競合する運航2社が4月13日に協議しました。
市役所で行われた協議には、フェリーを運航する笠岡フェリーと瀬戸内中央観光汽船の2社の代表のほか、調整役として笠岡市の担当者が出席しました。
2社は、伏越港と北木島を結ぶ航路を、白石島経由を含め1日9往復を運航しています。
しかし、島の人口減少に伴い、利用者は1日100人ほどに減少。それに加え、中東情勢の悪化で燃料費はアメリカのイラン攻撃前に比べておよそ1・5倍に高騰し、経営への影響が深刻化しています。
このため、1社単独では航路維持が難しいことから、60年以上競合を続けてきた2社が市を交えて話し合うことになりました。
協議では、離島航路整備法で赤字の離島航路に国と関係自治体から補助金が交付される「国庫補助航路」の認定に向け協議を続けることを確認し、運航会社2社と笠岡市が合意書を交わしました。
また、国庫補助航路化のためには島民の足として「唯一の交通手段」であることも条件となっているため、共同運航を視野に入れることも申し合わせました。