四国電力は愛媛県伊方町の伊方原発3号機をきょう再稼働しました。

四国電力の伊方原発では職員らが見守る中きょう午前9時、3号機の制御棒を操作するスイッチを押し原子炉を起動しました。
3号機の稼働は2011年4月の定期検査で停止して以来5年3ヵ月ぶりで、新たな原発の規制基準下での再稼働は九州電力・川内原発1,2号機関西電力・高浜原発3,4号機に続き5基目です。
伊方原発の近くでは市民グループのメンバー約100人が集まり再稼働の反対を訴えていました。
四国電力によりますと3号機はあす朝には核分裂反応が安定して継続する臨界に達し8月15日に発電と送電を開始する予定です。
そして9月上旬には原子力規制委員会によるすべての検査を終え営業運転に入る見通しです。