日本ではまだ理工系の仕事や研究に携わる女性は少ないのが現状です。
こうした中、理系の進路に進む女子「リケジョ」を増やそうという理科教室がきょう、岡山市内で開かれました。

岡山市男女共同参画社会推進センターが、就実大学薬学部と協力し初めて開いたこの教室。
きょうは小学4年から6年までのリケジョを目指す12人が、実際の医療現場でも菌の判定に使われている本格的なグラム染色に挑戦しました。
培養した乳酸菌をプレパラートに固定し、青と赤の染色液で慎重に染めていきます。
そして光学顕微鏡で見てみると…児童インタ見えたもの青紫色に染まった2種類の乳酸菌を見つけることができました。
また、乳酸菌の働きでヨーグルトができる仕組みについても学習。
牛乳に乳酸菌を加えたシャーレの酸性度を測り発酵時間で固まり具合が変わってくることを確認し、新たな発見に目を輝かせていました。
児童インタ面白かった、薬剤師になりたいので勉強になったなどこの教室は薬やDNAなどについて9月10日までにあと3回開催されます。