国公立大学の前期日程試験がきょうから始まり、岡山香川県内の大学でも受験生が試験に臨みました。
会場では感染が拡大する新型コロナウイルスへの対策も取られました。

岡山市の岡山大学・津島キャンパスには、けさ受験生が次々に訪れていました。
新型コロナウイルスの感染が広がる中、会場では消毒用アルコールを設置するなど予防対策も取られました。
岡山大学の前期試験には、全11学部で1428人の定員に対して3140人が受験し、平均倍率は2・2倍。
午前9時からの外国語の試験を皮切りに、数学や国語などが行われました。
従来、許可が必要だったマスクについては、本人確認のとき以外は積極的な着用が呼び掛けられました。
一方、香川大学では定員679人に対して1469人が受験し、平均倍率は2・2倍となっています。
あすは両大学とも医学部などで面接が行われ、合格発表は3月6日です。
岡山大学では、後日感染が確認された場合など新型コロナウイルスの影響で受験できなかった生徒に対しては、追試験などの救済措置を今後検討します。
香川大学では、追試験の実施などは行わないことを決めています。