「きぬへおばあちゃんの豚汁」

「花作りはやめられない!止まらないのよね~」と家の外も中もお花でいっぱいな藤井きぬへさん(73)。花だけではなく、野菜もご主人と一緒に作っています。そんなご主人が困っていることがあります。それはきぬへさんが料理上手すぎること。おいしい料理をついつい食べ過ぎてしまうんだ、と幸せな悩み。今回はそんなご主人が太鼓判を押すきぬへさんに畑で取れたものをたっぷり使った「豚汁」を教わります。
- 放送日時
- 11月30日(土)午前11時45分~12時00分
「花作りはやめられない!止まらないのよね~」と家の外も中もお花でいっぱいな藤井きぬへさん(73)。花だけではなく、野菜もご主人と一緒に作っています。そんなご主人が困っていることがあります。それはきぬへさんが料理上手すぎること。おいしい料理をついつい食べ過ぎてしまうんだ、と幸せな悩み。今回はそんなご主人が太鼓判を押すきぬへさんに畑で取れたものをたっぷり使った「豚汁」を教わります。
岡山県北に位置する鏡野町上斎原。山に囲まれた、自然豊かな場所です。そんな鏡野町で生まれ育った小椋隆子さん(75)は山が大好き。いろんな恵をもらってたくましく育ったそう。中でもアケビには目がなく、見つけたら木を登って取るほど大好きです。今回はそのアケビの皮を使った珍しい料理「アケビの肉詰め」を教わりました。地元の農村レストランで働いていたときに、隆子さんが仲間と一緒に考案した料理で、県外からもその味を求めて訪れるほど人気のメニューなんですよ。おたのしみに!
岡山県南西部に位置する“里庄町”。温暖な気候でのどかな風景が広がる里庄町の特産の1つに“まこもたけ”という珍しい野菜があります。マコモはイネ科の一種で、葉は170㎝ぐらいまで伸びる大きな植物。その根元にあるぷくっとした膨らみが“まこもたけ”。そんな“まこもたけ”のことを寝ても覚めても考えているのが町の農業委員をしている岡村咲津紀さん(75)です。
まこもたけの魅力を誰よりも知り尽くしたさつきさんが教えてくれるのは「まこもたけの天ぷら」。シンプルだからこそまこもたけのおいしさが分かる料理だそうです。
マコモの若葉を粉末にしたパウダーも入れて,マコモをたっぷり使う栄養満点のレシピです。さらに現役の料理人として仕事で毎日フライパンを振っているご主人から教わったおいしい天ぷらの揚げ方のコツも教わりました。お楽しみに~
島根県出身の赤木節子さん(75)。正看護師の資格を取るため岡山を訪れ、ご主人と出会い結婚・・・看護師として40年働きながら、家庭のこと、子育ても全力でしてきたパワフル節子さんです。そんな節子さんが今住んでいる岡山市南区はいろんな農作物が育つエリア。中でも水はけの良さを利用して作られているレンコンは絶品です。近所の仲良し農家さんからいただくレンコンがおいしくて、余すところなく使い切りたい!と節子さんが考案した“お好み焼き”を今回は教わります。
スライスにすりおろし、細かく刻む・・・調理方法で食感も味わいも変わるレンコンの魅力が詰まった「れんこんの健康お好み焼き」。お楽しみに~
孫からのリクエストNo1のハンバーグを教えてくれるのは津山市の大内佐代子さん(74)。しかもそのハンバーグ、なんと“鹿肉のミンチ”を使っているんです。ご近所の猟師さんからもらう鹿肉をご主人の康男さんがさばいてくれて、ミンチ肉に・・・。脂身が少なく、ヘルシーな鹿肉ですが、料理好きな佐代子さんが、とっておきの工夫でふっくらジューシーに仕上げます。具材たっぷりの「鹿肉の煮込みハンバーグ」おたのしみに~。
瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の一つ「小飛島」。人口はわずか十人ほどという小さな島で昔から栽培されている「ぶんず(緑豆)」を今も作り続け、守り続けているのが、“小飛島三人娘”と言われている上野キヨミさん(82)、浜口はま子さん(83)、浜口光子さん(87)の仲良し三人組です。三人集まれば面倒なぶんずの皮むきもおしゃべりしながらあっという間。今回料理を教えてくださるのはキヨミさん。仕事で島を離れた両親に代わって育ててくれた大好きな祖母の“マン婆”が良く作ってくれていた「ぶんずのおかゆ」を紹介します。思い出の味、懐かしい味、仲間と守る大切な味ですよ。お楽しみに~
「野菜が大好き!食べるのも作るのも!」と笑顔で語る江見友子さん(75)。毎日畑に行って、水をやったり、声をかけたり、もちろん収穫したり・・・友子さんにとって野菜たちは大切な子どもたちと同じ。大変だけど、無農薬や有機肥料にこだわって野菜作りをしています。そして育てる上で大切なのはやはり「愛情」だそう。さらに、野菜作りと同じぐらい愛情が大事なのが「料理」。食べてくれる人を思って、体に優しい、ヘルシーな料理を心がけています。今回は友子さんが作った和気町の特産品「夏秋ナス」を使って少量の油でジューシーに仕上げる「麻婆茄子」を教わります。
もともとは料理が苦手だった浅口市金光町の北川恵子さん(73)。「でもね~卓ちゃんがたくさんの人を家に連れてきて、みんな~食べていけ~!っていうんよ~作るの私なのに・・・」と困り声を出しながら笑顔で語る恵子さんは、プライベートでもご主人が連れてくるお客さんのために料理を作り、仕事でも子供たちに給食を作り・・・と寝ても覚めても常に料理を作ってきました。大変だけど、家に人が来てくれて、おいしい、おいしいと過ごしてくれるそれこそが幸せなんだな~と最近、思うようになったそう。そんな恵子さんに教わるのは瀬戸内の夏の魚コノシロを使った白和えです。白和えに酢魚を入れる、ちょっと珍しい恵子さんならではの工夫が入った簡単料理を教わります。お楽しみに~
岡山県の北中部に位置し鳥取県との県境に位置する町、鏡野町。豊かな自然と美しい景色、そして岡山三大河川の1つ、吉井川が流れていて、きれいな水が豊富にある魅力的な町です。川で釣れる地域の特産品と言えば「あまご」。今回の料理はあまごを使った「あまごめし」です。教えてくださるのは、宗安美恵さん(77)。地元でも有名なお料理名人です。さらにご主人の隆男さんは釣り名人。隆男さんが釣ったあまごを使って美恵さんが腕を振るう・・・名人同士がタッグを組んでつくる夫婦ならではの息の合った絶品料理です。おたのしみに~
瀬戸内市牛窓港から船で5分、瀬戸内海に浮かぶ「前島」は、島全体が国立公園に指定されている、自然豊かな島です。そんな前島でキャベツやナス、カボチャ、トマトにスイカなどたくさんの野菜を育てている三枝三代子さん(80)は、島で長年、民宿「ふる里」をご主人と営んできました。主に接客担当は三代子さん。数々の有名人が訪れる人気の宿で、ご主人の直之さんとは一緒に厨房で調理することもあったそうですが、8年前に惜しまれつつ看板を下ろしました。
「前島に嫁いで、前島で民宿をし、前島に住んでよかった」と涙ながらに語る三代子さん。思い出がたくさん詰まった元民宿の台所で教えてくださったのはオゴという海藻を使った島に昔から伝わる郷土料理です。栄養満点、磯の風味たっぷりな味わいをお楽しみに~