東京オリンピックの自転車競技で日本代表に内定している長迫吉拓選手が、男性の自殺を防いだとして4日、警察から感謝状が贈られました。

長迫吉拓選手は笠岡市出身で、東京オリンピックのBMX日本代表に内定しています。4日、笠岡警察署で冨岡康人署長から感謝状が贈られました。長迫選手は先月2日、笠岡市内を自転車で帰宅途中、橋の上にいる男性の様子を不審に思い、声をかけて、その場から離れるよう促しました。
男性はまもなく駆け付けた警察官に保護されました。
警察によりますと男性の家族も長迫選手に感謝しているということで、長迫選手は、自分のプレーを通じて、見ている人を勇気付けたいなどと話していました。