香川県内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が止まりません。三豊市内で12月16日、鳥インフルエンザの発生が確認されました。県内での発生は、今シーズン12例目です。
新たに感染が確認されたのは、三豊市内で食用のニワトリを飼育する養鶏場です。15日ニワトリ34羽が死んだとの通報を受け、香川県が検査した結果、高い病原性を持つとみられるH5亜型の鳥インフルエンザであることが判明しました。
県では16日朝から、この養鶏場の従業員が管理する近くの養鶏場で飼育しているニワトリも合わせ、およそ2万9000羽の殺処分に取りかかっています。
鳥インフルエンザが今回発生した養鶏場は、これまでに発生が相次いだ地域から東に離れた、まんのう町の境に近い場所にあり、周辺にはブロイラーを飼育する養鶏場が多く集中しています。県では5日後をめどに、防疫措置を終わらせる見込みです。