瀬戸内海の島々などを舞台に4月半ばから開かれてきた瀬戸内国際芸術祭の春会期。5月18日の最終日、香川県の浜田知事は春会期について、新型コロナウイルスの感染症対策が機能し、安全安心の運営ができたと評価しました。
瀬戸内国際芸術祭の春会期は、瀬戸内海の8つの島と2つの港を舞台に、4月14日から35日間にわたり開催されてきました。
3年前の前回と、開催初日からゴールデンウイークを含む25日間で比較すると、来場者数は前回の55%余りで、およそ17万5300人でした。
芸術祭閉幕に際し報道陣の取材に応じた浜田知事は「人出については新型コロナ下という現状を踏まえれば想定内で、感染症対策が機能した」と評価しました。
また、8月から開催される夏会期に向けては、熱中症の観点などからも対策を検討し、準備を進める意向を示しました。
瀬戸内国際芸術祭の夏会期は、豊島、男木島などで新たな作品も加わり、8月5日に開幕する予定です。