西大寺会陽に合わせ3日間だけ開館する岡山市東区の”幻の美術館”、范曽美術館が2月16日から18日まで特別公開されます。
范曽美術館は、両備文化振興財団の松田基初代理事長のコレクションを基に1984年に開館しました。
2002年からは西大寺会陽に合わせて毎年この時期に3日間のみ公開。今年は収蔵する100点のうち43点を展示します。
中国の現代画家・范曽は、独特な筆遣いで世界的に高い評価を得ており、絵画のほか、詩や書に優れ、”三絶の画家”と呼ばれています。
范曽の代表作「竹林七賢図」は、三国時代の7人の知識人が酒を酌み交わしたり、音楽を奏でたりする様子が描かれています。