「テル子おばあちゃんのさつまいもの葉柄炒め」香川県
2021年10月30日放送(2021年10月31日・11月6日再放送)
香川県の西部、観音寺市の中心部から南へ車で約30分――― 徳島県との県境、山間にある五郷地区は人口のおよそ40%が65歳以上。地域の良さを掘り起こし、たくさんの人たちに知ってもらいたいと2011年住民全員で「五郷里づくりの会」を発足しました。里山歩きツアーや山なみ芸術祭などいろんなイベントを打ち出しています。そんなイベントに欠かせないのが地域の郷土料理をたっぷりあしらったお弁当。その弁当づくりメンバーの中でリーダー的存在なのが藤岡テル子さん87歳です。こもけだんご汁に、こんにゃくの白和え、とうふ飯に、イタドリの酢の物と・・・数ある地域の味の中でも今回教えていただくのは「さつまいもの葉柄炒め」。さつまいもは芋の部分だけでなく、実は葉柄にも栄養とおいしさが詰まっているんです。戦争でお父さんを亡くしたテル子さんが、おばさんから教わった思い出の料理「さつまいもの葉柄炒め」。物がない時代にどう食をつないできたか・・・テル子さんの経験も伺いながらお料理を教わります。
「さつまいもの葉柄炒め」
6人分
- 材料
サツマイモの葉柄 350g 薄口しょうゆ 大さじ1 砂糖 小さじ1.5 うま味調味料 小さじ1 油 大さじ1
- さつまいもの葉柄の皮をむく(※元の方からフキの皮をむく感じで)
- ①を約5センチの長さにきり、水にさらして一晩置き、アクをとる
- ザルにあげて水切りする
- フライパンに油をひき温まったら、5分ほど③を炒める
- 砂糖、うま味調味料、薄口しょうゆの順番に調味料を入れて水分がなくなるまで5分ほど煮詰める