「節子おばあちゃんの鴨鍋」岡山県
2022年1月8日放送(2022年1月9日再放送)
岡山県の中央部に位置する吉備中央町。緩やかな地形と温暖な気候で県外移住者から人気の高いこの地域でひときわ目を引く築130年になる土井家のお屋敷。鼠尾節子さん73歳の祖父母が住んでいて、節子さんが幼いころ、何度も遊びに来た場所。ここでの思い出といえばいつも母が作ってくれた「鴨鍋」。「食べると、夏場に体調を崩さない」という言い伝えのある岡山の郷土料理ですが、土井家の鴨鍋の特徴は「家族が丸~く円満になるよう」願いを込めて〆にいれるある食材です。
今日は今このお屋敷を守っている節子さんの兄、土井章弘さん82歳と仲良し兄弟の思い出話と共に思い出の味「鴨鍋」を教わります。
今日は今このお屋敷を守っている節子さんの兄、土井章弘さん82歳と仲良し兄弟の思い出話と共に思い出の味「鴨鍋」を教わります。
鴨鍋
4人分
- 材料
鴨ロース肉 250g 鴨ミンチ肉 250g 金時ニンジン 2本 ゴボウ 1本 ユリネ 1個 青ネギ 2束 セリ 2束 シイタケ 4個 シメジ 1パック エノキ 1袋 餅 お好みで だし汁(昆布・カツオ) 1300cc 砂糖 大さじ1 濃口しょうゆ 70cc 酒 50cc みりん 30cc
- 金時ニンジン、ゴボウを細切りにする。ゴボウは水につけあく抜きをする
- シイタケは石づきを取ってから細切りに、青ネギ、セリは5cm幅に切っておく
- ユリネは根を切り1枚ずつはがし、シメジ、エノキは石づきを切りほぐす
- 鍋にだし汁を入れ火にかけ、砂糖、濃口しょうゆ、みりん、酒を入れて味を調える
- ④が沸騰したら、鴨ミンチ肉をスプーンですくい肉団子にしてから入れる
(鴨ミンチ肉にはつなぎも調味料もくわえなくてOK)
- ⑤に根菜類(金時ニンジン、ゴボウ、ユリネ)、キノコ類(シイタケ、シメジ、エノキ)の順に入れ
柔らかくなるまで煮込み、鴨ロース肉を入れる - 最後に青ネギ、セリを加えてひと煮立ちさせる