「紀子おばあちゃんの練りきり」兵庫県
2024年4月20日放送(2024年4月25日、27日再放送)
兵庫県上郡町の自宅でパンやケーキ、和菓子の教室を開いている肥岡紀子さん(72)。「いろんな人と出会っていろんな話をしながら料理をする・・・楽しいわよ~」とリズミカルに明るく話してくれる紀子さんは、地域を盛り上げるのに欠かせない人なんです。というのも、上郡町で今栽培をしてる栄養価が高い植物「モリンガ」。そのモリンガを使って地域の名物を作ったり、モリンガを提供できるカフェを運営したりと、とってもパワフル!町内でモリンガを栽培する生産者とともに地域おこしをしたいとお得意のスイーツ作りで貢献しています。今回教わるのもそんな上郡町産のモリンガのパウダーを使った和菓子「練りきり」です。春をイメージした紀子さん銘々「青柳」。上品でいて、モリンガならではの爽やかさがプラスされたちょっぴり大人な練りきりです。ぜひ手作りの和菓子でお花見なんていかがでしょう。簡単にできちゃいますよ~おたのしみに。
練りきり
6人分
- 材料
モリンガパウダー g 白こしあん 120g 小麦粉(薄力粉) 12g もち粉 4.8g こしあん 140g ケシの実 適量
- ボウルの中に白こしあんを広げ、ザルで振るいながら小麦粉(薄力粉)ともち粉を加え、握るようにしながらしっかり混ぜ合わせる
- 蒸し器を用意して水気を切った布巾を広げ、その中に①を適当な大きさにちぎり、火が通りやすい形に握って並べる(どんな形でもOK 火の通りを優先に)
- 蒸し器のふたをしめ、蒸気が出てから20分蒸す
- 蒸し上がったらボウルに移す
- しっかり絞った濡れ布巾で指を包み、熱いうちに生地を練り、ひとまとめにする
(ここでしっかり練らないと硬くなりやすい練りきりになってしまう) - 生地が温かいうちに、モリンガパウダーを加えさらに練り込んでいく
- 手のひらにショートニング(水切り油)を薄く付けたら⑥を6等分にし、丸める
- 巻きすを広げ、その上に⑦の1つ分をとり、楕円形になるように優しくのばしながら押さえ、ほどよい厚みを残しつつ縦の筋を生地につける
- 6等分にし俵型に丸めたこしあんの上に、⑧をふんわり巻き付け、少し表面を湿らせケシの実をあしらい飾り付ける