「三代子おばあちゃんのオゴ」岡山県
2024年7月27日放送(2024年8月1日・3日再放送)
瀬戸内市牛窓港から船で5分、瀬戸内海に浮かぶ「前島」は、島全体が国立公園に指定されている、自然豊かな島です。そんな前島でキャベツやナス、カボチャ、トマトにスイカなどたくさんの野菜を育てている三枝三代子さん(80)は、島で長年、民宿瀬戸内市牛窓港から船で5分、瀬戸内海に浮かぶ「前島」は、島全体が国立公園に指定されている、自然豊かな島です。そんな前島でキャベツやナス、カボチャ、トマトにスイカなどたくさんの野菜を育てている三枝三代子さん(80)は、島で長年、民宿「ふる里」をご主人と営んできました。主に接客担当は三代子さん。数々の有名人が訪れる人気の宿で、ご主人の直之さんとは一緒に厨房で調理することもあったそうですが、8年前に惜しまれつつ看板を下ろしました。
「前島に嫁いで、前島で民宿をし、前島に住んでよかった」と涙ながらに語る三代子さん。思い出がたくさん詰まった元民宿の台所で教えてくださったのはオゴという海藻を使った島に昔から伝わる郷土料理です。栄養満点、磯の風味たっぷりな味わいをお楽しみに~
「前島に嫁いで、前島で民宿をし、前島に住んでよかった」と涙ながらに語る三代子さん。思い出がたくさん詰まった元民宿の台所で教えてくださったのはオゴという海藻を使った島に昔から伝わる郷土料理です。栄養満点、磯の風味たっぷりな味わいをお楽しみに~
オゴ
5人分
- 材料
オゴ(乾燥) 80g 水 1.8ℓ ぬか 100g ミニトマト 5個 - 特製タレ
ショウガ 30g 砂糖 240g 酢 200cc しょうゆ 80cc
- たっぷりの水をボウルにはり、その中でぬかをこし布でこしながら溶かし、ぬか汁を作る
※ぬかが入ったこし布とぬかはそのまま残しておく - ①の中に乾燥しているオゴを入れ、洗いながらゴミを取り除く
- 鍋に分量分(1.8ℓ)の水を入れ、①で残しておいたぬかとこし布を入れ、さらにしぼり、ぬか汁を作り、そこに②のオゴを加え煮ていく
- 火加減を調整しながら焦げ付かないようにヘラを動かし、オゴが溶け、とろみが出るまで弱火で約30分煮る ※色の違う海藻や、石やゴミなどがないか確認しながら煮る
- ④をバットなどに流し入れ、粗熱をとり冷蔵庫に5時間程度入れ、固める
- 固まったら1cm角で8cm程の短冊切りにする
- ボウルにショウガをすりおろし、砂糖、酢、しょうゆを加えたらかきまぜてこし、特製タレを作る
- ⑥を器に盛り、⑦をたっぷりかけてミニトマトを飾る