「キヨミおばあちゃんのぶんずのおかゆ」岡山県
2024年9月21日放送(2024年9月26日・28日再放送)
瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の一つ「小飛島」。人口はわずか十人ほどという小さな島で昔から栽培されている「ぶんず(緑豆)」を今も作り続け、守り続けているのが、“小飛島三人娘”と言われている上野キヨミさん(82)、浜口はま子さん(83)、浜口光子さん(87)の仲良し三人組です。三人集まれば面倒なぶんずの皮むきもおしゃべりしながらあっという間。今回料理を教えてくださるのはキヨミさん。仕事で島を離れた両親に代わって育ててくれた大好きな祖母の“マン婆”が良く作ってくれていた「ぶんずのおかゆ」を紹介します。思い出の味、懐かしい味、仲間と守る大切な味ですよ。お楽しみに~
「ぶんずのおかゆ」
8人分
- 材料
ぶんず(緑豆) 1合 米 2合 水 (ぶんず下ゆで用) 400cc 水 (おかゆ用) 1500cc 塩 小さじ1
- ① 鍋にぶんず(緑豆)を入れ、水(ぶんず下ゆで用)を注ぎ、強火で下ゆでする
ブクブクと沸いてきたら差し水をする
※差し水:表面を引き締め、中をふっくらさせる - 再び沸いてきたら中火にし、15分ほどゆでる
- といでザルにあげた米と分量の水を土鍋に入れ、蓋をして強火で3分ほど炊く
※米と豆を別に炊く:豆の煮崩れを防ぐため - 米が炊けたら②のぶんずを汁ごと入れてさらに弱火で15分ほど炊く
※米粒をつぶさないようにかき混ぜない - 塩を加え味付けをする