「昌子おばあちゃんのこしあぶらごはん」岡山県
2025年5月17日放送(2025年5月22日、24日再放送)
岡山県西北端の村“新庄村”にある観光名所「がいせん桜」。旧出雲街道沿いの約400mにソメイヨシノ133本が植えられていて、春になると見事に咲き誇り、桜のアーチをくぐろうと小さな村にたくさんの観光客が県内外から訪れます。そんながいせん桜通り沿いにお住いの髙村昌子さん(78)は学校を出て、関東で就職、結婚、子育てをしてきました。新庄村から離れ、都会で暮らしている間も母親が地元でとれた野菜や果物、米や餅、手作りの梅干しや味噌などを送ってきてくれていたので、ふるさと新庄村を常に感じ、忘れることなんてなかったそう。60歳の定年を機に新庄村に戻ってきた昌子さんもまた、母親や祖母の手作りの味を受け継ぎ、自分で工夫しながら、山の幸を料理することが大好きに。今回は、そんな新庄村でとれた山菜を使って「こしあぶらごはん」を教わります。色鮮やか、さわやかな一品ですよ~おたのしみに~。
「こしあぶらごはん」
10人分
- 材料
コシアブラ 100g 玄米(米でも可) 5合 かつお節 20g 昆布 10g 白だし 60cc 水 1ℓ
- 玄米を精米器で精米し、水で3回程度とぐ(とぎ過ぎないよう注意 水が濁っていてもOK)
- 洗った米をたっぷりの水に浸し、15分吸水させ、ざるにあげて15分水を切る
- 1ℓの水を沸騰させ火を切り、約90度になったら昆布を入れ、20秒ほどで取り出す
- ③にかつお節を入れ、再び火にかけ、中火であくを取りながら数分煮出したらかつお節を取り出し、火を切る
- 白だしを加え、粗熱を取る
- 炊飯器に②の米と⑤の合わせだしを加え、「炊き込みご飯モード」で炊く
- コシアブラのハカマ(硬い根本の部分)を取り、1センチほどに刻む
- ご飯が炊けたらふたを開け、ご飯の上に⑦の刻んだコシアブラを散らし、再び炊飯器のふたを閉めて2~3分蒸らす