香川県の特産品として知られるイイダコ。ここ20年で漁獲量が激減していることから、県は地元漁協などと資源の保護や回復に取り組んでいます。その一環として5月12日、港の水槽で育てたイイダコの卵を放流しました。
高松市の庵治漁協では組合員ら6人が、貝殻に卵を産み付けさせた産卵床123個と、ふ化したイイダコが身を隠すことができるカキ殻などで作ったシェルターを一緒に、港の沖合に放流しました。
一つの産卵床から300匹ほどのふ化を見込んでいるということです。
イイダコは底引き網などで比較的容易に獲れることなどから、県内の漁獲量は20年前のおよそ100分の1にまで激減。県は2021年から県内の漁協などと保護活動に取り組んでおり、昨年の漁獲量は4・2トンまで回復しました。
庵治漁協は、今回放流した産卵床の追跡調査を6月に予定しています。