新型コロナウイルスのワクチン接種で、岡山県は14日から医療従事者らを対象に集団接種を始めました。接種対象者は、今年度医師・看護師になった人、医学部・看護学部の実習生、高齢者施設の職員ら約1万5千人です。今後64歳以下のワクチン接種が始まるなど、県内の自治体で接種が本格化するため、注射の打ち手を増やすことなどが目的です。会場となった岡山市の川崎医科大学総合医療センターでは、看護学生ら270人にモデルナ製のワクチンを接種。岡山県の伊原木知事も視察に訪れました。今年2月に先行接種を申し出た約8万人の医療従事者に対しては1回目の接種を全て終えていて、2回目は77.3%進んでいます。岡山県では6月17日に2カ所目の集団接種会場を岡山県南部健康づくりセンターに設けることにしています。