東かがわ市は2021年10月4日、空き家のまま放置され倒壊の恐れがあるブロック塀を略式代執行で撤去しました。香川県内で空き家などが代執行で撤去されるのは初めてです。
ブロック塀は東かがわ市湊の廃業した工場にあり、倒壊する恐れがありました。市の調査で所有者などが確認できなかったため、空き家対策特別措置法に基づき略式代執行を決めたもので、市が撤去の開始を宣言。委託事業者がブロックを重機などを使って崩していきました。撤去費用22万円は市が負担します。
東かがわ市の担当者は「本来、こういった危険な空き家等に関しては所有者・管理者に適正な管理を求めたいところです。今回、市民の安全安心のために実施しました」と話しています。