秋に真っ赤に色付き、美しい光景を演出する「アッケシソウ」。海岸の開発や埋め立てなど環境の変化でその数が減り、レッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類に分類されていますが、本州で唯一、自生が確認されている浅口市で、新たな自生地が見つかりました。
アッケシソウは、発芽から枯れるまでの期間が1年以内の一年草です。
10月中旬には高さ10センチから45センチの茎が赤く色づき、その姿がサンゴに似ていることからサンゴソウとも言われ、北半球の塩分を含む湿地に分布。国内では北海道と岡山に発見時からその場で残り続ける自生地があります。
浅口市で新たに見つかった自生地は、寄島浄化センター南側の東西に28メートル、南北に9メートル、およそ250平方メートルのエリアです。
このエリアの西側には大小6カ所のアッケシソウの自生地があり、浅口市の職員が今年4月、この地域の航空写真から新しい自生地がある可能性を指摘。5月9日に地元の「アッケシソウを守る会」の藤沢福夫会長らが現地調査を行い、存在を確認したということです。
今回の発見で、浅口市内で確認されているアッケシソウの自生地は4660平方メートルまで増加しました。