
岡山市の朝日漁協が、生食用の三倍体のカキの周年出荷に向け整備していた浄化施設が完成しました。主力のノリ養殖がオフシーズンとなる夏場の収入源として期待を寄せています。
通常のカキは夏になると産卵に栄養を使うため身が痩せ、出荷に適さなくなりますが、三倍体のカキは産卵しないよう改良しているため、一年を通して出荷できます。
朝日漁協はノリ養殖のオフシーズンとなる夏場の新たな収入源にしようと、生食用向けにカキの浄化施設を漁協の事務所の近くにおよそ3000万円をかけて整備しました。
カキは微生物などを使い浄化した海水の中で24時間育てられることで、生食できる状態になります。
一日540キロのカキを処理できます。
三倍体のカキ養殖は、朝日漁協ではまだ1漁業者しか取り組んでおらず、今年は10万個の出荷を見込んでいます。
漁協では、ほかの組合員にも生食用の三倍体カキの養殖を勧め、年間50万個の出荷を目指します。